ITと僧侶の異色タッグ hasunohaの始まり

お坊さんに質問できるQ&Aサービスができたきっかけ

回答者が全員お坊さんというQ&Aサービス – hasunoha(ハスノハ)を運営しています。なぜこんなサービスを作ったのかきっかけをお伝えしたいと思います。

サービスリリース前夜

元々、ヤフーなどネット企業で10年以上ウェブプロデューサーを務めていて、IT業界のど真ん中にいたので、インターネットの可能性を目の当たりにしていました。その一方で、振り込め詐欺や、子供の誘拐が毎日のように起きている現実に心を痛めていました。弱いものを傷つける行為に無性に怒りがこみ上げてしまう性分なのです。

ネットでなんとか取り締まれないのか!?

そう思いながらも、有効な手段も考えつかずに、その思いだけが心に残ったまま数年過ごしていました。

2011年3月11日

そして、東日本大震災が起こりました。

そのときテレビやネットから流れる、大変な状況の中でも自らを律して助け合う人々の姿に強烈な感銘を受けました。助け合う日本の人々の行動に海外からも多くの賞賛の声があがり、それを見て日本人であることの誇りや喜びも生まれました。

ちょうどそのころ日本は閉塞していて、自殺者が3万人、失業率も高く、GDPで中国に抜かれ、このまま沈んでいくのではとあきらめのような空気もあったのではと感じています。でも、日本てなんてすごい国なんだろうとそのときあらためて思ったのです。

日本には海外からも賞賛される美徳が眠っている。眠っている美徳を呼び起こせばもっと元気に幸せになれる。犯罪を取り締まるより、犯罪を起こさない社会をつくることのほうが本質ではないかと感じたのです。

ひらめき

そんなある日、家族団らんで会話をしていた時お坊さんやお寺の話題になりました。家族が仕事の関係でお寺さんとの付き合いがあり、お寺は今後どうしていくのか?というような話をしたというのです。そのとき、突然ある考えが生まれました。

日本人の美徳ってどこから来ているのだろう?教育、宗教、生活の知恵そういうものが混ざり合って形成されてきたのだろう。日本人の価値観、昔から脈々と受け継がれている美徳。 その一つに「仏教の教え」があると、そのとき感じたのです。

そのひらめきのようなものから、ネットでお坊さんに相談できるサイトの原案を思いつきました。

チーム結成

その勢いのままコンセプト資料を一気に作成、一緒にサイトを作ってくれるウェブデザイナーとエンジニアを求めてヤフー時代の旧知に打診し、参画してくれることになりました。こうしてここにチームhasunohaが結成されました。震災から5か月経た2011年8月のことでした。

その後、家族のご縁で現在の共同代表である浄土宗光琳寺副住職の井上広法氏と知り合い、意気投合。井上さんが参画してくれることになり、ITと僧侶のコラボが開始されました。

誕生

その後、1年の開発期間を経て2012年11月19日にhasunohaをリリースしました。11月19日は井上さんの誕生日。その日をリリース記念日としたのです。同時に井上さんの呼びかけで、数名の有志のお坊さんが回答者として参加してくれることになりました。

こうして超宗派によるお坊さんに相談するQ&Aサイトが誕生したのです。

hasunohaの概要

船出

満を持してリリースしたhasunohaだが、その後の反応はどうだったのか。それは次の投稿に続きます。

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