僧侶に今求められているのはストレスケアである

hasunohaで検索される1位は「不倫」

hasunohaには日々多くの悩みが投稿されます。軽いものから深刻なものまで現代日本の悩みの最前線がここで見えてきます。悩みは心の苦しみを伴うものであり、現代のストレス社会をhasunohaのサイト内検索結果から伺い知ることが出来ます。

現代女性は「姑」より「ママ友」に悩む

検索結果

hasunohaの中でどんなワードが検索されているのか。これによってどんなことに関心が寄せられているのかを見ていきます。

2016年6月~7月に検索されたワード上位20

1 不倫 24%
2 自殺 8%
3 中絶 7%
4 死にたい 7%
5 浮気 6%
6 離婚 5%
7 仕事 5%
8 不登校 4%
9 嫉妬 3%
10 結婚 3%
11 ママ友 3%
12 姑 3%
13 就活 3%
14 孤独 3%
15 セックスレス 3%
16 ニート 3%
17 転職 3%
18 不妊 3%
19 恋愛 2%
20 風俗 2%

20位までを100%としてそれぞれの割合を出しています。
hasunohaの利用者の90%が女性になっているため、これらは現代女性の悩みの大きさを示しています。
不倫がダントツ1位。hasunoha内でも不倫されている人、不倫している人、双方に悩みが寄せられておりメディアでもよく取り上げられる問題。
次に、自殺、中絶、死にたい。生命の存続に直接影響する心の動揺。苦しんでいる人が後を絶ちません。
ひと昔から変化していると思えるのが、ママ友。血縁から生活圏での関係がより濃くでてきています。さらにセックスレス。性行為がないという悩みから、体を触られるのが苦痛で性欲もないという女性の悩みが浮き上がってきています。

ストレス・マネジメント

文部科学省が「ストレス・マネジメント」の必要性を説いています。

ストレスとは、人生の中で起こる出来事(ストレッサー)が、自分の対応能力を超えた脅威であると感じるときに発生する症状や行動である。「ストレッサー」には強さがあり、強いストレッサーは大きなストレス反応を引き起こす。

離別、自然災害、不安がストレスを引き起こす

生活環境ストレッサー
・大切な人や物との離別、人間関係、環境変化を引き起こす出来事
外傷性ストレッサー
・戦争、地震、火災、テロなど人間の生命に影響する出来事
心理的ストレッサー
・心理的な不安、恐怖。「○○するかもしれない」「○○が起こったらどうしよう」と言う心の動きが引き起こすもの

日本人のストレスランキング

1 配偶者(夫・妻)や恋人の死 82.4
2 親族の死 77.0
3 親しい友人の死 76.1
4 家族の病気、怪我 73.7
5 離婚 72.3
6 配偶者・恋人・子どもの暴力 71.6
7 自分の病気やけが 71.4
8 多忙による心身の過労 71.3
9 失業・リストラ 70.8
10 配偶者や恋人の浮気 69.4
11 恋人との別れ 67.6
12 勤務している会社の倒産 66.8
13 配偶者(夫・妻)との別居 66.3
14 収入の減少 65.3
15 職場の人間関係のトラブル(上司、同僚部下、顧客など) 64.1

引用元:ストレスマウンテン

日本人が強いストレスを感じる出来事を見てみると、hasunohaでよく検索や質問されているものと近しいものが多いことがわかります。
hasunohaは特に、ストレスを感じることを呼びかけていたわけではなく、「お坊さんに質問、相談しよう」という真っ白なサービスでスタートしたものです。

お坊さんに相談する内容を見ると、現代女性がストレスを強く感じる事柄が多い。ストレス=悩み=苦しみを軽減、緩和したいという気持ちと、「お坊さんならそれが出来るかもしれない」という期待値がhasunohaにこれだけの相談が寄せられる現象となっているのでしょう。

オンライン・カウンセリングと仏教

hasunohaを運営していると、オンラインで臨床心理の専門家からカウンセリングを受けたり、skypeや電話で専門家からコーチングを受けられるウェブサービスの代表の方から連絡をいただくことがあります。
みなさん、カウンセリングと仏教に共通点が多くあると考えられており、一緒に何かできませんかというお話です。

現在、メンタルヘルスクリニックは患者で埋まっています。都内では予約しても診療してもらうのに1ヶ月先というのはよくきく話で、私も過去に行ったところは3週間待ちでした。待合室にいる人をながめても切羽詰った感じの人よりも、普通に歩いているようなサラリーマンや学生風の人が順番待ちをしていました。

これだけ多くの人が心の病を感じ、クリニックにいく現状。さらに、時間、お金、地域などの制約で通院できない人も含めると膨大な人が苦しんでいると考えられます。

そこにインターネットと仏教が寄与できる余地が大いにあると感じています。
hasunohaは、もっと体系化してこれらのことに取り組んでいけば現代日本の病巣を変えられる力を発揮できるはず。

病気と病気でない境目というのは本来はないものだと考えています。
薬の投与でなく、単発の診療でなく、常に寄り添いながら何かストレッサーを感じたら話せる相手。かかりつけ医ならぬかかりつけ僧。
私はそれを「僧友」と呼んでいますが、そんな存在に僧侶はなっていけるのではと思います。

そして、ここにマネタイズの軸を通して継続性のあるものに育てていく。それが僧侶でない私の役目だと考えています。

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コメント

  1. 久乃 より:

    私は仏教に救われたひとりです。
    うつに苦しみ、自殺未遂をしました。
    古本屋の108円の禅の本をたまたま手にとって、一瞬で心がほどけました…

    それから仏教に関する本を読みあさり、ひとりでタイに行ったりインドにいったり…
    瞑想、ヨガ、いろんな幅が広がりました。

    宗教=危ない、お金がかかるのイメージで
    した。無知でした。今は私も広めるがわになれたらと思うくらいです。(^o^)
    たくさんの心が仏教の教えでほどけますように…お坊さんのみなさん、日本を明るくするのは仏教だと思います。是非、本当の仏教を広めて下さい。

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